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21cm Mrs 18(ドイツ語::21センチ臼砲 18型)とは、第二次世界大戦中にナチス・ドイツが使用した口径211mmの重榴弾砲である。'':21センチ臼砲 18型)とは、第二次世界大戦中にナチス・ドイツが使用した口径211mmの重榴弾砲である。 == 概要 == 21cm Mrs 18は、第一次世界大戦で使用されていた21cm Mrs 16の後継としてクルップ社が設計した。 Mrs 18とは1918年に生産開始、もしくは部隊配備した臼砲であることを意味するが、これは大口径火砲がヴェルサイユ条約により新規開発と保有が禁じられていたカテゴリーの兵器であったため、第一次世界大戦中に既に生産開始されていた、という欺瞞工作として命名されたものである〔これはMrs 18に限ったことではなく、8.8cm高射砲 FlaK 18なども同様である。〕。 この砲はヴェルサイユ条約破棄と再軍備宣言を行った後に最初に大量生産された火砲の一つである。 1941年には、帝政ドイツ時代のカノン砲であった15cm K 16(15 cm Kanone 16)の砲身部を当砲の砲架部に結合させた暫定カノン砲が製造されている。これは戦時賠償としてベルギーに引き渡されていた15cm K 16を1940年のベルギー侵攻後に接収したものから製造したもので、「15cm-Kanone in 16 Mörserlafette(臼砲架台搭載15cmカノン砲 16型)」として主に沿岸防衛砲として使用された。 1942年には砲架を共通のものとして砲身のみを新規に開発した17cm K 18カノン砲(17 cm Kanone 18)が制式化されたため、以後は野戦砲としてはK18への置き換えが進められたが、固定配備の沿岸砲等としてはその後も使用され、1943年には少数ながら生産も再開されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「21cm Mrs 18」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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